パーク・ライフ

吉田修一 
★★★★☆ ☆☆☆☆☆

第127回、芥川龍之介賞、受賞作。
やはり、芥川賞受賞作らしく相性が難しかった。

芥川賞のすべて・のようなもの
選評で村上龍さんが推していたので読んでみたけれど、正直言って微妙だなあ……。
前作、山本周五郎賞受賞作の「パレード」はそれなりに読めたんだけど(最終章は嫌いだったけど)、このパークライフは人が全然見えてこない。龍さん推しがなければたぶん30頁くらいのところで閉じていたと思う。

それでも読みきってみて、やっぱり自分には合わなかった。
人物が入ってこないというか、見えてこないというか、例えば連ドラ1話目の前半30分くらいまで観たところでCMに入って、そのまま番組が終わってしまったような感覚。
チャンネルをパカパカ変えて続きを探してもしょうがないし、その代わりに最初から読みなおすなんて絶対嫌だし、なんか不快感だけが湧き上がった読後感になった。

選評を読みなおしてみると、池澤夏樹さんの言葉が自分には一番しっくりきた。
なので、池澤さんが推している、黒川創さんの「イカロスの森」を次は読んでみようかなと。

パーク・ライフ
パーク・ライフ
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吉田 修一
文藝春秋
パーク・ライフ (文春文庫)
吉田 修一
文藝春秋
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