下町ロケット
池井戸潤
★★★★★ ★★★☆☆
小説的には普通すぎるのかもしれない、でも、良くできた普通ってのは、名作ってことだ。
企業小説にありがちなどうでもいい下ネタなんぞ一切無く、ただひたすらに男たちの仕事っぷりが描かれている。
大人たちだって夢に向かって生きるべきなのだ。
2011.10.30 17:00 | Comments(0) |
月と蟹
道尾秀介
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
微妙すぎて……。
直木賞を受賞した男性作家の作品で、ここまで自分に合わなかったのは初めてのことだった。
これまで、直木賞作家・作品は及第点以上であることが当たり前になっていたので、なんの疑いもなく読みきれるものだと思い込んでいた。
好みによっては――というのがあったとしても、直木賞をとるような作家・作品ならば、「好みではないが読めてしまうほどの力」に引っ張られていたように思う。
しかし、この「月と蟹」では 30~40頁あたりで既に気怠くなり、なんとか読み進めようと気持ちを入れても結局は 63頁で本を閉じることになってしまった。
自分の体調に問題があったのかなあ……。
芥川賞受賞の二作品が読めて、まさかこっちの直木賞受賞作品が読めなかったというのは、本当に意外すぎる結果となった。
2011.07.05 11:57 | Comments(0) |
おもいでエマノン
梶尾真治
★★★★★ ★★★☆☆
切なくも、哀しくも、
- おもいでエマノン ★★★★★ ★★★☆☆
- さかしまエングラム ★★★★★ ★★★☆☆
- ゆきずりアムネジア ★★★★★ ★★★☆☆
- とまどいマクトゥーヴ
- うらぎりガリオン
- たそがれコンタクト
- しおかぜエヴォリューション
- あしびきデイドリーム
- 対談 梶尾&鶴田
2011.06.24 20:04 | Comments(0) |